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2018.03.25

佐倉市立美術館と歴博めぐり(2)

さて、雨の降る春分の日に、佐倉市の国立歴史民俗博物館にやってきました。

 

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入り口の坂の手前では、カムロちゃんがお出迎え。

 

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こちらは坂の途中にある大日如来像です。
雨でしっとりと濡れ、情緒のある雰囲気に。

 

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展示されているものは複製品だそうですが、仏像があれば祈りたくなるのが人の心なんでしょう。
ひざの上にはいくらかの小銭が乗せられていました。
(写真では非常に分かりにくいと思いますが…)

 

 

 

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さらに椿もお出迎え。
一輪だけきれいに咲いていました。

 

城址公園は桜も有名ですが、そちらはまだ少し早かったようです。

 

 

坂を上りきり駐車場へ向かうと、第一駐車場はいっぱいとのことで、奥まった第二駐車場へと進みます。
そこから歴博の入り口まで歩く途中で、ちょっと寄り道して階段を降り、姥が池のほとりに立ち寄ってみました。

 

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休日の午後だというのに、みごとなくらい誰もいません

 

あたりに広がる光景を独占し、まさに気分はお殿様!
……なのですが、まあ、寒いし濡れてます。

 

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ハクモクレンがひと気のない菖蒲園でぽつりと咲いていました。

 

 

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これはなんでしょう。
中途から上が消失した謎の階段です。

 

となりに石造りの塔でも存在したのかと疑いたくなりますが、近くのパネルによると訓練用の十二階段というものだそうです。
兵隊さんたちが高所から飛び降りる訓練に使用していたのだとか。

 

佐倉城は近代軍隊の駐屯地としても使われていたため、このような遺構も存在するのですね。

 

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実際に上ってみると、けっこうな急角度で手すりもなく、おまけに差した傘が周囲の木の枝に引っかかり、しかもこの日は雨で足元が滑りやすくなってもいたため、思いのほか怖い思いをしました。

 

 

そういえば軍隊の遺構というと、先ほど見た歴博への入り口の坂の形も、そう言えなくもないようです。

 

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こちらは古い地図では入り口がクランク状に折れているのに、現在の道はまっすぐになっていて、佐倉市立美術館で古地図を見たときから、おや、と不思議に思っていたのですが、説明によると連隊の駐屯時代に、通行しやすいよう改変されていたようですね。

 

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通行を容易にすることは防御力の低下に繋がりますが、とは言え、この当時の仮想敵は陸続きの国内勢力ではなく、海の向こうの国々だったと思われますから、有事の際の防御力より平時の利便性を優先させたのは自然なのかもしれません。

 

...(3)へ続きます。

 

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