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2018.03.27

佐倉市立美術館と歴博めぐり(3)

雨の城址公園。
ひと気もなく、いろいろ妄想や物思いにふけりがちですが、そうやってふらふら散策していると、それだけでけっこうな時間を食ってしまいます。

 

気づくと午後も遅めの時間となり、肝心の展示を見る時間がなくなってしまうため、急いで歴博本館へ。

 

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開催中の企画展示は「世界の眼でみる古墳文化」でした。

 

 

日本の古代は昔から興味を持っていた時代のひとつです。
入場してから、古墳と他地域の王墓との比較考証などを読みつつ、ゆるゆると鑑賞していきます。

 

すると次の部屋へ向かった先で、なんととつぜん安彦良和氏のイラスト展示が。
これはぜんぜん想定外で、嬉しい驚きでした。

 

美麗な原画を鑑賞できて眼福です。

 

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でも、チラシをよく見ると、ちゃんと氏のイラストも掲載されているのですね。
まったく気づきませんでした。私の目の節穴っぷり。

 

氏のイラストについては、いまさら私などが改めて言うまでもないほど素晴らしいものです。会場をひと通り見終わった後も、当然のように再入場して再度鑑賞してしまいます。

 

満足。

 

 

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もうひとつ特に展示で良いなと思ったのは、千金甲1号墳の実大復元模型です。

 

こちらは墳墓内に当たる光の範囲で、古代から現代までの時間の流れを再現しており、墳墓内の片隅をひっそりと照らす光で埋葬のときを、墳墓内全体を上から照らすように射し込む光で発掘や研究をおこなう現代を、それぞれ表現したりと、なかなか凝った展示でした。

 

特に現代のイメージにおいて、天井から射した光が墳墓の床に草花のシルエットを映しこむのが素敵でしたね。

 

気づくと15分くらい同じ場所で見入っていました。
(もちろん他の方の邪魔にならないところで)

 

惜しむらくは墳墓の中に入れなかったことですが、まあ考えてみれば当たり前です。
復元とは言え、狭くて暗い石室内に観覧客を入れたら大混乱でしょうから…。

 

    *    *

 

企画展示を鑑賞したあとは、広い広い常設展示をめぐります。
第一展示室はリニューアル作業中でしたが、第二~第六展示室だけでも充分すぎるくらいの大きさです。

 

ただ、雨の城址公園と企画展示をじっくり見すぎたため、常設展示の鑑賞はやや駆け足となります。

 

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これは第二展示室のあたり。
このあたりでカムロちゃん……というか、古今佐倉真佐子にいうところの「八九歳ばかりのかむろ」の足音が聞こえたのでしょうか。

 

私にも聞こえる……と嬉しいのですが、残念ながら足音らしきものは耳にできませんでした。

 

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過去の町並みの再現模型は見ていて飽きません。

 

    *    *

 

展示パネルの説明を読んだり写真を撮ったりしていると、あっという間に閉館時間となってしまいます。
何ということ。まだ常設展示は満足するほど鑑賞していないのに。
ぜんぜん見物し足りませんが、仕方ありません。
後ろ髪を引かれる思いで、ミュージアムショップでも何も購入せずに帰宅。

 

雨も降っているし荷物になるのも面倒とはいえ、古墳時代を扱った展覧会は比較的珍しいように思われますし、この手の展示のカタログは完売すると再版がほぼ見込めませんから、古墳資料のひとつとしてカタログだけでも購入すればよかったかと若干心残りです。

 

こちらもまた、近いうちに再訪してしまうかもしれません。

 

P3213440a 雨には雨のよさがあり、とても充実した一日ではありました。

 

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